円安時代を生きる~無課金Ωを目指そう~
- gravitationalconst
- 2024年5月2日
- 読了時間: 7分
新年度が始まって1カ月、みなさまどうお過ごしでしょうか?
我々が住む地球では、日本円のナーフが止まりません!
為替介入の効果もどれだけ続くやら……
円安基調が続いたこともあり、EVEonlineでも月額料金が値上げされました。
MMORPGで最もプレイヤーが多いタイトルの一つであるFF14と比べると約2倍というお値段はなかなかです。
初心者の勧誘・つなぎとめに苦心しているコーポ運営者も多いのではないでしょうか?
こんな時こそ、このゲームはISKでΩを維持できるという点をアピールしたいところですが、PLEXのゲーム内価格も年々高騰しています。
1カ月分のΩ代は約2.6BISK。これはあくまでもアカウント維持にかかる金額ですから、船代なども含めると、少なくとも毎月3B程度は稼がないと継続して活動するのは厳しいでしょう。
「金策そのものが楽しい」「ずっと金策だけやっていたい」という人ならいいですが、PvPなど、金策の時間は最低限にして他の活動にも時間をあてたい組織・プレイヤーにとっては深刻な問題です。
では、どんな金策がΩ維持には適しているのか。具体的な金策手段をいくつかあげて検討していきます。
コーポの宣伝も兼ねて、ワームホーラーがどんな金策をしているかも紹介します。
■L4ミッション:時給・50M リスク★
「EVEonline」「金策」と検索すると真っ先に出てくるであろう、ハイセクでのL4ミッション周回。 T1BSを使っているプレイヤーが多いようです。
ただ、現状これはおすすめしません。
ゲーム内のインフレに収入が全く追いついていないためです。
使う船や受諾するミッションの種類にもよりますが、移動などの時間も含めると時給50M前後がいいところでしょう。
これで月に3B稼ぐには毎日2時間以上金策に充てないといけません。
KAMIKAZEにさえ気をつければ比較的低リスクとはいえ、毎日これだけの時間を金策に割いてしまうと、他になにも出来なくなってしまいます。
無課金でΩを維持したいなら、一定程度のリスクは取らなければいけないでしょう。
■各種採掘:時給10M~70MISK リスク★~★★
定番の金策の一つではあるのですが、これもΩ維持という観点ではあまりおすすめしません。
ほぼ操作が不要という利点もあるにはあるのですが、やはり得られる収入がインフレに追いついていません。
参入が容易かつ比較的高単価なガス採掘でも、時給100Mの大台には乗りません。
これ単体でどうにかするというよりも、他の金策や活動の合間に副収入を得るようなイメージでしょうか。

これをベンチャーに積むだけでOK。よく似た採掘艦専用の装備が別にあるので注意!
複数アカウントを持っているなら、ラッティングの合間に半ば放置気味に掘る(もちろん安全を確保したうえで)のはありだと思います。
■探検:時給・100M以上 リスク★★
初心者にもお勧めしたい金策筆頭です。
過疎地域のヌルやC1、C2など低ランクのWHには、遺物やデータサイトが攻略されずに溜まっていることがあります。
こうした場所を効率よく回れれば、ヘロンなどの探検用T1FGでも時給100M程度は十分実現可能なラインです。
PvPフリーエリアでは当然被撃墜のリスクもありますが、元手が安いT1FGですからそれほど痛くはないはずです。
当たりのサイトを見つけられれば(1サイト数百M分出てくることもあります)短期間にまとまった収入を得られることや、活動を通じて被撃墜を避けるためのテクニックが身につくというのも初心者におすすめしたい理由です。
■ホームフロントオペレーション:時給・100M~130M リスク★
ハイセクでできる金策としては頭一つ抜けています。
NPCを回復・充電するといった特殊なサイトを攻略すると報酬が振り込まれるという仕組みです。
使用する船もT1CLなど安価なため、初期投資が少なくて済むのも魅力です。
欠点は、1キャラでは攻略不可能なため、フリートを組むか、1人でやる場合は複数アカウントを用意する必要があることです。
カルダリ宙域などでは競争相手が多く、サイトの取り合いになることがあるのも注意が必要です
■ヌルセクラッティング:時給60Misk~ リスク★★~★★★
ヌルセクの戦闘サイトに浮いているイシュタル(ガレンテのT2ドローン艦)を見たことがある人も多いかと思います。
あれがヌルセクのアノマリラッティングのスタンダードです。

ヌルでよく見る、というかほぼコイツしかいない……
プレイヤー領であればアノマリは無限に沸き続ける、DEDの引き次第では一攫千金も見込めるとはいえ、平均すれば時給は60Miskほど。Ωを維持するには心もとない金額です。
問題になっているのが、時間さえあれば無限に攻略できるという点に目をつけて、Botを利用するプレイヤーが少なからずいること。
時間当たりの収入はいまひとつでも、24時間続けられるなら莫大な収入になるという発想です。
当たり前ですが、Botの利用はBANの対象です。絶対に使わないように。
もしも怪しいプレイヤーを見かけたら、プレイヤーの情報ウィンドウからアクションメニューを開き、通報ボタンを押しましょう。
必要な操作はこれだけです。そのプレイヤーがBANや警告などの対象となった場合、後日CCPからあなたのアカウントにお礼のメールが届きます。
■WHラッティング:時給・300M~2BISK リスク★★★~★★★★★
我々ワームホーラーにとってメインとなる金策です。
このゲームに実装されているPvEコンテンツの中で、最もハイリスク・ハイリターンなコンテンツの一つです。
主な舞台となるのはC3~C5クラスのWHです。
戦闘サイトにいるスリーパーという特殊なNPCを倒し、残骸から得られるアイテムをNPCに売却します。
使う船とWHのクラスによって時給は大きく変わりますが、比較的初心者向けのC3WHでのラッティングの場合、マローダーを使えば時給300Misk、T1BSでも150Misk程度は稼げます。
ワームホーラーにとって定番のC5WHになると、マローダーで時給約600Misk、DNを使えば1.5~2Biskも稼げます。

まだ戦艦に乗れない初心者でも、プラクシスならWHラッティングができる!
かつて(ヌルの金策にナーフが入る前)は、ヌルでのSCを使ったラッティングが「儲かる金策」の代名詞でした。DEDの引きにも左右されますが、時給は概ね300Miskほどだとされていました。
マローダーやDN1隻でそれをはるかに上回るiskが稼げてしまうことを考えると、WHラッティングは破格の時間効率だと言えるでしょう
C3WHでは月に10時間、C5WHなら2時間もラッティングすればΩを維持できるため、PvPなどの活動に時間をかけたいのであれば、現状ではWHラッティングが金策として頭一つ抜けています。
問題は、自分1人だけでWHで生活するのは困難(不可能ではありませんが、大変な労力がかかります)だということ。
WHはPvPフリーかつローカルチャットが表示されないため、他プレイヤーに襲われるリスクも格段に高い場所です。
こうしたリスクに対処するためにも、WH居住経験のある仲間を集めるか、WHに拠点を持っているコーポに所属することをおすすめします。
弊社も入社希望者を募集していますので、ご連絡をいただければ歓迎いたします。
■PI(惑星開発):時給??? リスク★
メインの金策にはなりませんが、副収入として有望なのがPIです。
惑星に専用の施設を建設し、そこから資源を採掘・加工して売ることで収入にします。
最大の特徴は、一度施設をセッティングすれば、その後は最長2週間に1回操作をするだけで済むこと。
ほぼ放置でiskをかせげるため「不労所得」とも呼ばれます。

最初は面倒くさいですが、建ててしまえば後は楽です。
惑星の資源量が最大となるWHの場合、最適化できれば1キャラあたりの収入は月に約500Mほど。
1アカウント3キャラ全てでPIをやれば、月に1.5Bの収入となり、オメガ代の大部分をこれだけで稼ぐことができます。
WH以外の宙域では資源量がこれよりも少なかったり、自前の税関が無い場合は税金を引かれたりといったデメリットもありますが、住んでいるエリアを問わず、とりあえずやってみることをおすすめします。
■「アルファから無課金のままオメガに」は可能か?
今まで(課金を含めて)アカウントをΩにしていた人がISKでオメガを維持するのは比較的容易です。
一方で、アルファで始めたキャラをΩにするのは、不可能ではありませんが、相当ハードルは高いです。
アルファはスキルトレーニングの速度が半分になることに加え、ラッティングで重宝するT3CLやマローダーなどの船はΩ限定になっているためです。
PIやアイス採掘などもΩアカウントでないとできません。
基本的には課金でオメガを購入し、キャラクターが育ってきたら無課金へと移行する方が楽だと思います。
ただ、時間をかけてもよいなら、探検などでISKを貯めてPLEXを買ってΩに移行し、必要なスキルを育ててΩを維持していくというのも不可能ではありません。
以上、Ω維持に使えそうな金策をいくつか挙げてみました。
実際には、複数の金策を組み合わせて行うのが効率的だと思います。
WHの場合、PIで不労所得を確保しつつ、ラッティングやガス採掘などを並行しておこなう人が多いです。
あなたも一流ワームホーラーになって1B超のT3CLをママチャリ感覚で乗り回しましょう!
日本プレイヤーには厳しい時代が続きそうですが、1人でも多くのカプセラがNewEdenに根付いてくれることを願います。
それでは、FlySafe!
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